MENU

こんな症状があれば心因性EDかも!判断ポイントと改善方法

心因性,ED,改善,症状

EDには心因性と器質性があります

ED(勃起障害)で悩んでいる男性は約1130万人と推定されています。自分だけのように思いがちですが、実はごくありふれた病気です。

 

EDには、心因性EDと器質性EDがあります。器質性は、ホルモンの病気や外傷や手術が原因で勃起に関わる神経を傷つけたケースや、脳血管障害や脊髄の損傷などがあります。

 

また、近年増えている器質性EDには、高血圧や動脈硬化が原因で陰茎への血流が悪くなって勃起しないタイプがあります。そして包茎や尿道が裂けるなどの陰茎そのものに問題があって勃起障害となっているケースもあります。心因性は、これらの原因が見当たらないケースです。

 

心因性か器質性かを見分けるポイントはあるのでしょうか。勃起障害を扱っている泌尿器科医が問診を行う際には、朝立ちが起きるかどうかを重視して、心因性かどうかのおよその見当をつけて、必要な検査を行います。

 

健康な男性であれば、睡眠中の一晩の間に4~8回くらいの勃起が見られます。これを医学用語では、夜間陰茎勃起現象と呼んでいます。朝立ちと言うのは、朝、目が覚める直前に起きる夜間陰茎勃起現象です。

 

健康な成人男性であれば、レム睡眠の時は勃起がおこります。レム睡眠時はストレスの影響を受けないからです。夜間勃起現象(朝立ち)が充分に起きていれば、勃起に関わる神経や血管、血流、陰茎の平滑筋(筋肉)には問題がなく、ペニスの解剖学的な構造にも問題はないと考えられるので、心身性EDの可能性が高くなります。

 

パートナーとのセックスの時は上手くいかないのに朝立ちはしっかりとある、肝心なときに勃起しないくせに勃起しなくても良い時に元気になる、というケースでは心因性の可能性が高いです。

 

また、特定のパートナーとのセックスの時だけ上手く勃起しないというケースも、心因性の可能性が高いです。浮気相手とのセックスの場合は、緊張感などもあって、上手くできないというケースが多いようです。逆に浮気相手とは上手くできるのに、本妻とは上手くできないというケースも多々あります。

 

このように一定の相手とのセックスの時だけ上手く勃起しないというケースは、心因性の可能性が高いです。気持ちが落ち着くパートナーとのセックスの場合は、勃起機能も改善して上手くできるのでしょう。

 

心因性の場合、根性で何とかなるという物ではありません。彼女が何とかしようと、励ませば励ますほど問題をこじらせるということも多いです。また、男性が一人であれこれと悩めば悩むほど、泥沼にはまってしまいます。

 

自己判断で薬局などで薬を買ってきたり、ネット販売している精力を増強するサプリメントや健康食品を使うというパターンでうまくいくこともあります。

 

サプリメントや健康食品を飲んだことで、心理的な安心感を得られて、上手くいくケースもあるからです。しかし、勃起する必要のない時にものすごく勃起して、肝心な時には勃起しないという困った結果になることもあるので注意が必要です。

 

そして、頭痛や顔が赤くなるという副作用に悩まされたり、時には血圧が急上昇したり心臓が悪い人がこれらを使うと思いもよらない事態に陥ることもあります。

 

また、このような薬を飲んでいることがパートナーにバレて、ますますパートナーとの関係が悪くなり、ますます勃起しにくく夏雄云う悪循環に陥る原因となることもあります。

 

やはり餅は餅屋という諺があるように、心因性であれ器質性であれ、専門医に相談するのが最も理想的な改善方法です。まずはどちらのタイプなのかをきちんと見極めることが重要です。

 

では、心因性なのか器質性なのかは、どのようにして見分けるのでしょうか。朝立ち(夜間陰茎勃起現象)が起きるかどうかだけで判断しても良いのでしょうか。医療機関で、痛い検査などを受けなくてはいけないのでしょうか。

 

 

夜間陰勃起現象が起きているかどうかのセルフチェック

夜間陰茎勃起現象が起きているかどうかを自分でもチェックできれば、心因性EDかどうかの判断が付きやすくなります。

 

寝ている間の様子をどこかにビデオを設置してビデオ撮影すれば分りますが、下着を脱いで寝る必要があることや、寝相によっては陰茎がうまく映らないこともあるので、少々難しい方法です。

 

そこで、簡単にできるセルフチェックの方法として、切手を使ったテストが勧められています。縦に4~5枚続いた切手を用意します。陰毛をパンツの中に残して、パンツの窓の部分からペニスを引っ張り出します。そして、切手をペニスの根元の部分にピッタリと巻き付けます。

 

端の切手を一方だけ濡らして、もう一方の端に貼りつけます。切手が乾いたらペニスをパンツの中に戻して就寝します。朝起きた時に、切手の輪がミシン目の部分で切れていたら、夜間陰茎勃起現象が起こっていたという証拠です。

 

このテストを行う際は、2日くらい前から飲酒や睡眠薬精神安定剤や筋弛緩剤の服用を控える必要があります。これらの薬剤は、勃起を抑制する作用があるためです。

 

筋弛緩剤は肩こりの薬に含まれていることがあるので、肩こりの薬を飲んでいる人は、パッケージの裏や説明書を見て確認しましょう。

 

また、健康な人で正常に勃起する人であっても、疲れている等で夜間陰茎勃起現象が起こらない夜もあります。たったの1回のテストで判断するのは良くありません。切手が切れていなかった場合は、3回くらいはテストを行うのがベターです。

 

3回ほどテストを行ったけど、3回とも切手が切れなかった場合は器質性の可能性があります。医療機関でホルモンの検査を受けたり、血管の検査や高血圧のチェックなどを受けましょう。それほど痛い検査はまず、ないでしょう。

 

高血圧や動脈硬化がある人は、それらをしっかりと治療すると改善することも多いです。しかし、血圧を下げる薬がEDの原因となっていることもあるので、主治医に相談しましょう。

 

血圧の薬を飲んでこの切手テストを行うと、夜間陰茎勃起現象が起らず切手がちぎれていないことがあります。しかし、血圧の薬は急に止めると血圧が急上昇することもあり、危険ですので、決して自己判断で血圧の薬を止めたりしないでください。

 

血圧を下げす薬にはいろいろな種類があり、利尿薬やβ遮断薬と呼ばれるタイプはEDを引きおこすことが多いのですが、カルシウム拮抗薬やARB、ACEと呼ばれるタイプの降圧薬は、EDを引き起こしにくいので、これらの薬に変更することが可能であれば、薬を変更してもらうと良いでしょう。

 

切手がミシン目の部分で切れていた場合は、夜間陰茎勃起現象はあるという証拠です。したがって、心因性EDの可能性が高くなります。

 

心因性の場合は、セックスに対する不安やパートナーとの相性なども関係します。以前の彼女に言われた何気ない一言ですっかり自信を無くしている、などというケースも少なくありません。心因性EDの場合は、心療内科やメンタルクリニックでカウンセリングを受けるなどの方法が早く改善する近道でしょう。

 

心療内科やメンタルクリニックと聞くと、「精神科を言い方を変えただけじゃないか」、「精神科と同じようなものじゃないか」などと、抵抗を感じる人も多いようですが、心療内科やメンタルクリニックでカウンセリングを受けて症状が改善した人は、異口同音に「もっと早くここに来れば良かった」、「変な偏見をもって損した」などと言っています。

 

体の調子が良くない時は内科へ、目の調子が良くない時は眼科へ行くのと同様に、心の調子が良くない時は心療内科やメンタルクリニックに行くのは当然のことです。恥ずかしいことでもなどでは、ありません。

 

カウンセリングでは、勃起障害(ED)のこと以外にも、日頃の色々な愚痴をカウンセラーにこぼして貰ってOKです。そのためEDのお悩みだけではなく、会社のことや仕事上の悩みなども解消して、毎日の生活も楽になったという人もいます。

 

「心因性EDかな」と思った人は、カウンセリングを受けることをおすすめします。

 

器質性のEDの人には精力剤がおススメ